甲子園で勝つために9野球部太田 充 監督当部では、誰もが一流と認識できる様な選手の育成を目指しています。投手なら150キロを投げ、打者ならホームランを打つ、これは誰がみてもすごいと感じることができます。「単純に野球が上手」というのは野球においては一流と言えますが、野球部の一員としての一流とは、それだけでは駄目です。野球に取り組む時間中、全力で取り組むことはもちろんですが、それ以外の時間の中にこそ評価すべきところがあると考えています。得意を伸ばし、苦手を克服するといった自分の野球を高めることだけでなく、仲間への目配り、気配り、心配りができる、その姿勢が伝わり誰からも応援されるような一流の選手に育ってほしいと思っています。そして、ここで身につけたものが卒業後、野球の道を進もうと、他の仕事に就こうとそれが活きることで良い人生を送ってほしいと思っています。良い人生というと漠然としていますが、私の中では「良い父親になる」ことです。良い父親といってもこれが正解というものはありませんが、親の姿から子どもは多くを学びます。親の言動、人との接し方、考え方や価値観から影響を受けます。親から子へ、子からその子へと一流の人物像がつながっていけばうれしいです。山下真史新コーチ校内グラウンドブルペントレーニングルーム山陰最大の室内練習場野球部専用寮●本校すぐそばに野球部専用の寮があります。野球だけが一流でなくて誰もが一流と認識できる選手を育てる経験豊富な指導陣2022年に太田監督が高校野球の育成と発展に貢献した指導者に対して贈られる育成功労賞を受賞。2023年には、甲子園に出場し、エースピッチャーとして活躍した山下真史新コーチが就任。充実の指導陣で甲子園で勝てるチーム作りを行っています。FEATURE山陰屈指の練習環境●本校野球部の練習環境は山陰屈指の充実した練習環境です。公式試合会場と同等の広さを持つ校内グラウンド、近年の高校野球において重要とされるウエイトトレーニング専用の練習場、ピッチャー育成には欠かせないブルペンが3レーン、さらには山陰最大の広さをもつ室内練習場があります。室内練習場については、足腰にやさしい人工芝が全面に敷かれており、良い環境の中で天候に関係なく一年中野球に打ち込むことができます。
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