2022.03.082022.3.2.卒業証書授与式を挙行しました
式は、卒業生、保護者と教員のみで行われ、在校生はオンラインにて参列しました
【式次第】
開式の辞
国歌「君が代」静聴
卒業証書授与
卒業生総代 多久和 華
褒賞授与
理事長賞:東條 史苑・木川 佑眞・勢田 憲之介・多根 愛璃
特別功労賞:
(部)マーチング部・サッカー部・野球部・射撃部・eスポーツ部
(個人)羽田 向日葵・尾﨑 星那・廣瀬・天美・横山 昂平・福和 大記
功労賞:横山 昂平・田中敬二・細田 征旦・多久和 華
皆勤賞 :
(1組)中西 悠唯・仲村渠 朋貴・藤本 彪之介・松村 颯人・三原 弘稀・村田 佑馬・廣瀬 天美・松本 千帆美
(2組)竹田 英烈・得田 章太 ・ 野村 竜生・川 光一朗 ・外間 進之介・本田 琉斗・馬越 雄也・𠮷田 心
(3組)吾郷 竜志・大久 英真・加納 航平・黒木 奨聖・仲村 瑛徒・萩島 鈴
(4組)有川 隆也・井上 泰希・門脇 琉星・小嶺 憲人・髙田 拓真・東條 史苑・豊田 真山・西田 将大・橋本 祥志
・前田 一成・森迫 勇翔
式辞
校長式辞(抜粋)
卒業生の皆さん、本日はまことにおめでとうございます。創立60周年という節目に、皆さんは学校の中心となってリーダーシップを発揮してくれました。立派に成長した今日の姿に接し、困難な中にあっても、常に直向きに努力を続けていた皆さんが脳裏に甦り、とても感慨深く思います。在校生諸君も、オンラインにて式典に参列し、皆さんの門出を祝福してくれています。
現代において「生きる力」を考える時、新型コロナウイルスと向き合うという課題は避けては通れません。この感染症の猛威により、検温やマスクの着用、こまめな手指消毒は当たり前となり、人との距離を保ち、極力接触を減らすなど、生活様式は一変しました。また、リモートワークやオンラインの活用も進み、人々の交流の仕方や働き方も様変わりしてきました。まさに社会全体、世界全体が大きな変革期を迎えています。日本社会も重い閉塞感に覆われて、本来高校3年間で経験できる事が、皆さんの世代は十分にできなかったと思います。それは本当に悲しく残念な事でした。今は誰もがこの状況下の中で「できることは何か」という問いかけを突きつけられています。
社会全体が大きな変革期を迎えていると言いましたが、識者の中には、それをニューノーマルと呼ぶ人がいます。ニューノーマルとは、「新しい(New)」と「標準 (Normal)」をあわせた言葉で、社会に大きな変化が起こり、新たな常識が定着することを言います。ひと度ニューノーマルという変革が起きると、それまでのやり方は通用しなくなり、変化が起こる以前に後戻りすることもありません。新しいやり方が社会の常識となるということ。
105歳まで現役の医師として活躍した聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生は、「生きるということ」について、次のような言葉を残しています。「命はなぜ目に見えないのか。それは命とは君たちが持っている時間だから。死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。どうか一度しかない 自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていってほしい」たくさんの命と向き合ってきた先生は「命」とは「自分に与えられた時間」であると仰っています。
皆さんは、この淞南での3年間で、親御さんはもちろん、多くの人の支えのおかげで好きな活動に打ち込むことができました。その活動を通して、互いに力を合わせるチームワークの大切さを知り、自分を律することや他人を尊重する思いやりを学び、「充実した時間を過ごすことはかけがえのないものだ」ということを得心したに違いありません。
生きているに値する価値を見出すこと、生きる喜びや幸福感を満たすことを「生き甲斐」といいます。これからも新しいことにチャレンジし、社会の変化を受け入れていく柔軟性やバランス感覚、寛容な心を育むことで、皆さんに相応しい「生き甲斐」を必ずや見つけられると信じています。どうかそれぞれに与えられた大切な時間を力強く生き抜いてもらいたい。
これからも私達はこの母校から皆さんのことを応援しています。身体に気をつけて頑張ってください。未来を担う前途有望な卒業生の皆さんの、これからの人生に幸多きことを、今日お集まりの皆様と共に心より祈念して、私の式辞といたします。卒業おめでとう。
記念品授与
記念品贈呈
送辞
生徒会長 肥塚 秀斗くん
答辞
前生徒会長 東條 史苑くん
校歌静聴
閉式の辞